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遊園地は本当に夢の国なのか・・・

こんにちは。突然ですが、みなさんは東京ディズニーリゾートへ行った事はありますでしょうか。
私は昔からディズニーが好きな事と、子供達を連れて行くとやはりとても喜ぶので、年に2回か3回は遊びに行きます。
海外のディズニーリゾートでは、フロリダ・カリフォルニア・パリ・香港へ行きました。
また、この夏に家族旅行で上海ディズニーランドへの旅を計画しています。
なんでも長男いわく、「今年の7月に巨大南海トラフ地震が来てみんな死んじゃうかもしれないから、俺は死ぬ前に絶対にトロン(上海とフロリダのディズニーにあるアトラクション)に乗りたいんだ!」という事で、急遽今年の家族旅行に決定しました!笑
ツッコミどころ満載なのは十分承知なのですが、、、笑 私の時代でいうノストラダムスの大予言的なやつですかね、、、小学生男子は信じて疑わないようですが、ひとまず地震の件はさておき、現在中国へ渡航する際にビザが必要ない事や、以前から子供達には一度中国へ連れて行きたいと考えていたので、これはよい機会だ!という事になり家族会議にて即決しました。笑
上海ディズニーランドへ行った際はその事についてまたお話をさせていただければと思っているのですが、今回行くにあたり少し気になっていた事を調べてみました。


私が以前からとても疑問に感じていた事は、日本よりも物価が安く給与が低いと言われている中国の方達はディズニーランドへ行けるのかという事です。なぜそんな上海にディズニーランドはできたのでしょうか。

中国で働く※ホワイトカラー族の平均年収は、2021年時点で約191万円だそうです。
日本の給与取得者の平均年収(約432万円)と比較すると、約240万円程度の差があることがわかりました。

※ホワイトカラー族とは、基本的に日本のホワイトカラーと同じで、具体例として財務や営業、コンピュータ、国際貿易などの職業挙げられます。
また、1か月あたりの月収が5690元~6653元、つまり日本円換算で10万円前後ある人の事もホワイトカラー族と呼ぶとも言われているそうです。

上海ディズニーランドの入園料は日本円で1万円〜2万円(平日・休日等で価格がかわる)ほどなので、平均月収から考えてるとこの入園料の価格設定はかなり高く、中国人はあまり行く事が出来ず、儲かるのだろうか⁇と思ってしまったのですが、そもそも中国の人口は日本の10倍以上で年収が1億円以上有る富裕層だけでも日本の人口と同じ1億人以上居るそうです、、、笑
年収1億円の方達にとっては入園料の2万円弱なんて映画館で映画を観る様な感覚の値段なのではないでしょうか。
確かに年収が1億以下の国民も10億人居る事にはなりますが、富裕層+海外からの観光客が来るだけでも上海ディズニーランドは黒字なのかなと思いました。
また上海ディズニーランドが最終的に目指しているのはフロリダに有るディズニーワールドの様なディズニーパークが4つ以上有る複合リゾートだそうです。まだまだ伸びしろたっぷりといったところでしょうか。
日本の隣の国にディズニーワールドが出来るのであれば、アジア圏の観光客は東京ディズニーリゾートでは無く上海にかなり流れるのではないかと思います。

また、昨今の物価上昇に加え、日本は少子高齢化が進み、消費税UP、社会保険料や税金の徴収が更に厳しくなり国民の大半が低所得層に、、、なんて事になるとディズニーランドなんて行きたくても行けなくなる存在に日本でもなりかねないのかなと私は危惧しています。
しかし、アメリカ人の日本への子連れ旅行においてどの観光地が人気なのかというと、それはもちろん東京ディズニーリゾートなんだそうです。一番の理由は、やはり円安の影響で入園料が安いからです。たとえば、カリフォルニア・ディズニーランドの入園料は12月~3月の料金カレンダーによると、104ドル~206ドル(約1万6000円~3万2000円)を推移しています。一方、同期間の東京ディズニーランドは7900円~1万900円(約51~71ドル)。なんと、カリフォルニアの半額~3分の1の価格なんですね!アメリカ人にとってはとても来やすく感じられるのかもしれませんね。
かたやフィリピンで働く方達の給料は、日本や欧米諸国と比較すると低い水準にあります。2024年のデータによると、フィリピンの平均月収は高く見積もって18,918PHP(フィリピン・ペソ)で、日本円にすると約5万円です。
こうなるととてもではないですが、ディズニーランドどころではないですよね。

フィリピンで生活しているフィリピン人からすると、ディズニーランドは一生に一度でも行ける方の方が少ないのかもしれませんね。

日本のディズニーリゾートでは入園料がどんどん上がり、課金をしなくてはエリアに入れない・乗り物にも乗れない、そして、飲食の値段やお土産の値段も益々上がる、、、となると日本も中国同様に富裕層だけが行ける、本当の意味での「夢の国」になってしまいそうですよね・・・そういう位置付けにならない事を切に願うばかりです。

みなさんもディズニーリゾートに限らず、世界の遊園地へ行ってみるのはいかがでしょうか。

私はカナダで移動遊園地というものに初めて行き、あの簡易的な乗り物に別の恐怖を感じたのですが、ピエロがいたり、派手な装飾で飾られている屋台の様な店がたくさん並んでいたりと、日本の遊園地とはまた違った雰囲気を味わう事ができよい経験になりました。
弊社ではお取り扱い物件のある各国でアテンドも行なっております。フィリピンにディズニーランドはありませんが、↓の様な遊園地(マニラにありますスターシティーという遊園地です)でスリル満点の体験をご案内してさせていただきます!笑 よろしければ一度訪れてみるのも悪くないのではないでしょうか。

弊社では海外不動産ご購入の仲介他、銀行口座開設等様々なお手伝いをさせていただいております。     まずはお気軽にお問い合わせ下さいませ。

G.I.Sコンテンツ担当 風間

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