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海外の病院ってどんなとこ!?

まだまだ寒い日が続き、インフルエンザやコロナ、ノロウィルスが流行していますが、みなさまお身体お変わりありませんでしょうか。
私は先日、一家でウィルス性胃腸炎になってしまい久々に病院で点滴をしてもらうという事態に、、、。
そんな事から(笑)今回は海外の病院についてちょっとお話しさせていただこうと思います。

お見舞いの品

日本では入院している方のお見舞いといえば、お花や、食べ物に規制がない方へはフルーツを持っていくのが定番のですよね。
私が住んでいたカナダ・バンクーバーでは、お花の他にもメッセージカードや、Get well soon(早く元気になってね)と書いてある大きなバルーン、そして、治ったら嬉しいな的な言葉が書かれたハートを持ったぬいぐるみ等をお見舞いに持っていきます。
日本の病院の売店といえば、入院患者や付き添いの人が必要な日用品や飲食物が売ってる事が多いのですが、バンクーバーの病院の売店では、前述しましたバルーンやぬいぐるみ、またハロウィンの時期には仮装グッズ等も売っていて、日本の病院の売店とはだいぶ印象が異なります。売店というより、何だか雑貨屋さんと表現した方が良い様な気がします。


カナダの病院の売店はお見舞いにくる面会者がお花や風船などを購入するお店という位置付けである事が多く、お菓子や飲み物もある程度は売っていますが、種類は限られており、あまり患者さんが利用するものではない様に感じました。
身の回りで必要なものは病院で提供するもので間に合わせるか、気に入らない場合は家族や友人に外で買ってきてもらうといったところでしょうか。

当時、私の職場のボスが骨折で入院したとの事で同僚達とお見舞いに行き、売店でバルーン等を購入し、ベッドの周りを飾りつけしました。
日本ではありえない様な賑やかな雰囲気の病院のベッドとなりましたが、病は気からという様に派手な風船やぬいぐるみに囲まれて気持ちが明るくなりすごく良いなと感じました。
また、カナディアンの同僚の1人がお花を持ってきたのですが、お花というより青々とした観葉植物だけの詰め合わせバスケット(笑)で、カナダでは病人やケガ人向けへのお見舞いにはどの様な花を持って行くのだろうなんて思っていたのですが、どうやらノールールという事が分かりました(笑)

カナダの医療サービスは高い水準にありますが、旅行者にはカナダ国内の医療保険がきかないため、医療サービスを受けた場合は相当高額な費用負担をしなくてはなりません。また救急車は有料な為、保険に入っていた私達でさえ、救急車は絶対呼んではいけないよ、呼ぶ時は本当に大変な時だけだよ!とホストマザーに言い聞かせられました。

近年、日本では感染症のリスクを避けるため病院へ生花の持ち込みが禁止されているそうです。
健康な方には問題ないのですが、病気で免疫力が落ちている患者さんは生花から緑膿菌という菌に感染することが多い為、生花の持ち込みを禁止にする病院が増えているようです。

フィリピンの病院
フィリピンの総合病院には国立、公立、私立の3種類があります。日本同様、フィリピンも国立、公立の病院は医療費が安いそうです。
基本的に保険はなく全額負担が当たり前であり、歯科でも高額な請求がきてしまうそうです。
(一部正規雇用の方は保険がある場合もあります)

実際に何度もフィリピンの病院で受診経験のある弊社の代表によると、とにかく検査時間や待ち時間が長いそうですがしっかりとした検査を受ける事が可能だそうです。
そして、フィリピンはLEDがまだ普及しきれていない事から白熱灯が多く、入り口や内部とどこも日本の病院と比べると暗めな印象だそうです。
また、地方や郊外などの都市部から離れた地域では、医療が進んでおらず、受診するには向いていない環境が多く、地域によっては診療所さえない場合もあります。
そして、やはり医療費が高額であるが故に気軽に病院へ行き受診をするという事をフィリピンの方達はあまりしないそうです。

フィリピンでは適切な治療を受けられず、また不衛生な環境と栄養不足によって子どもの死亡率が高く、生後一か月以内の死亡率は1.2%
1,000人の赤ちゃんが生まれ、一か月後に12人もが死亡してしまうのが現実。

貧困層のために地域の役場には無料で診療が受けられるヘルスセンターが併設されています。
ヘルスセンターには医師が常駐し、一般的な風邪や発熱、軽度の怪我にはその場で薬も受け取れます。
診察費も薬代もすべて無料ですが検査施設はなく、深刻な症状の場合はヘルスセンターでは対応できないという事が問題となっています。
しかし、都市部の医療レベルは高水準であるため、フィリピンへの渡航中に万が一病気や怪我をしてしまったとしても、安心して治療を受けることができます。また、規模の大きい病院でも普通診察で24時間受診可能な所が多く、それに付随して薬局も24時間空いているようです。
そして、ジャパニーズヘルプデスクという日本人または日本語を話せるスタッフが通訳をし、患者をサポートしてくれるサービスがセブ島とマニラにいくつかあり、日本語で保険についてやケガをして困った時など相談にのってもらえるそうです。これをお守りがわりに知っておくとちょっと安心して旅行へ行けそうですね。

もしもの時の病院へのアテンドを含め弊社では皆様が快適に海外旅行が出来る様、お手伝いさせて頂いております。まずは一度お気軽にご相談下さい。

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