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住みたい国15年連続No. 1 マレーシア移住した理由(後編)

皆さん、マレーシアに行かれた事ありますか?
日本人住みたい国15年連続No. 1選ばれ続けた事でも有名な国ですが、GACKTさんが快適な住居を求め約80か国、360都市世界中を旅した末、マレーシアに移住され「こんな国ないね」と絶賛した事で更に注目されるようにもなりました。ではその魅力とは具体的に何でしょうか。
現在、私は家族でマレーシアに暮らしています。渡航のきっかけは留学先探しでマレーシアが候補に上がり、母子で教育移住したのが全てのはじまりでした。そして暮らしはじめて約3ヶ月、あまりの心地良さに家族移住する決断に至りました
数ある移住理由の中から、記事を【前編】と【後編】に分けて、皆さんにマレーシアの魅力をご紹介したいと思います。

[前編]に続き、[後編]をどうぞ。

理由⑤日本と変わらない生活リズム〜仕事、友人、家族と繋がっていられる時差と距離〜

飛行時間と時差、短ければ短いほど、日本にいる時と変わらない生活リズムと身近な距離感で過ごす事が叶います。

マレーシアは、日本から飛行時間約7時間、そして時差はなんと日本の-1時間。更に加えて航空券の金額もお手頃です。エアアジアなど格安航空会社が、東京、大阪、北海道など主要都市からの直行便片道約2万円で行けてしまう時期がほとんどです。

我が家が1番重要視したのは、時差1時間。これは日本と繋がっているためにはかなり大切な事。

実際にリアルタイムで日本の友人とズーム越しにランチが容易に叶いました。またLINEのビデオ電話ごしに日本にいる家族と気軽に話す事が出来たり、離れていても身近に感じさせてくれます。

仕事においても時差は重要です。特に日本の会社に勤めている場合、就業時間やミーティングなど日本に合わせて調整する必要があるからです。そのため家族移住を叶えるためにも、”時差1時間”は、かなりメリットだったりします

プライベートでは、日本で暮らす家族や友人との連絡が取りやすく、仕事面では日本時間に合わせてリモートワークが可能

日本に仕事がある、もしくは日本に友人や家族等がいる方には、マレーシアは日本にいる時と変わりないような繋がりを続けやすいかと思います。

理由⑥教育国、180校を超えるインターナショナルスクール〜子供の個性に添える〜

イギリスカリキュラムを主に、バカロレアカナダオーストラリアアメリカオーストラリア等、マレーシアには多数のカリキュラムのインターナショナルスクールが存在します。

同じカリキュラムであっても、スクールごとに英語だけではなく中国語や多言語を学ぶための授業があったり、アクティビティ、起業家育成やSTEAMプログラム、など学校ごとに個性があります。校内イベントに留まらず、他校や他国とのイベントなども盛んに行われていたりします。

マレーシアのインターナショナルスクール卒業後の予定も、各ご家庭様々で、マレーシアのみならず他国の名前が出て来たりするので、自然と視野が世界へ広がっていく事もとても面白いです。

日本ですと、進路の話は学校名がゴールだったりする事も多いため、親同士もデリケートな話題だったりします。マレーシアでは回答も様々なので、親同士も包み隠さず何でも話しやすいのが気楽で心地よかったりします。これも多様性が故です

我が家の子供達は、1度転校経験があり、現在は2つ目の学校に在学中です。子供の性格的なところから2つとも、イギリス式のインターナショナルスクールを選びました。

1つ目の学校は割と宿題も多く、授業の進みも早いように思い、成績良ければ奨学金制度もあるように学力に重きを置いている傾向がありました。

2つ目の学校は、校内のミュージカルオーディション、他校との競技大会、月1でスピーチの機会、課外活動で活躍する生徒へのエールも手厚いものでした。勉学だけではなく、1人1人の得意や好きにフォーカスし、皆が輝けるような取り組みや雰囲気が、子供達にとっては刺激的な毎日となり、目をキラキラさせて帰宅するようになりました。

我が家の例からも、同じカリキュラムでだいぶ雰囲気が変わるのが分かりますよね。機会あれば、バカロレアやオーストラリア式も気になるところです。

マレーシアのインターナショナルスクールの数の多さは、マレーシアにいながらも他国のカリキュラムを経験させる事や、子供達の個性に合わせて、沢山の可能性と選択肢を与えてくれます。

また親にも広い視野を見せてくれる点でも、とても魅力です。

理由⑦コスパ最強な暮らし〜医、食、住〜

 入院編

家族でインフルエンザにかかり、クアラルンプールの私立病院に家族で入院した事があります。

個人的な感想としては、医療面や病院の設備等、日本に引けを取らず心地よかったです。3食の料理を毎回3つのメニューか選べたり、子供の病棟にはディズニーアニメを見れるテレビが1人1台壁付されていました。子供達は入院自体が初でしたが、明るい病棟の雰囲気に怖がる事なく快適そうでした。

また日本人通訳の窓口もあったため、薬の説明や入院費用の説明など一緒に確認していただく事も出来ました。

そして気になる医療費は、入院2泊3日(レントゲン、6種感染病検査、点滴、薬、持ち帰り用の薬、1日3食の食事を含めた)入院費全てこみこみで1人約13万円退院後の通院は1回3300円前後

今回は保険に加入していましたが、もし加入が出来ていなかったとしても、先進国のような価格ではないところにも、正直安心に思いました。

ちなみに息子が骨折の疑いで、初診でペナン島の私立病院の整形外科にかかった際もレントゲンと薬と診察含めて約1万円程度でした。

私立病院は高めの価格設定のようですが、先進国と比べると良心的です。

歯医者編

以前インプラントがとれてしまい、クアラルンプールの歯医者にかかった事があります。

この時の費用はというと、レントゲンと治療、薬、診察、通院2回分で約1万円程度でした。何故か2回目の再診は無料でした。海外では、歯医者は高いとよく聞いていたので、個人的にはそんなものなのかと拍子抜けでした。こちらの歯医者でも、日本語堪能な中国の方がいらっしゃったので、細かな説明等全面サポートしていただけました。

マレーシアの医療レベルは世界水準を保ち、高度な治療も問題なく受けることが可能です。首都のクアラルンプールやペナンにある病院は世界的に高水準の医療レベルの認定を受けています。東南アジアに位置するマレーシアは2020年に先進国となり、医療技術も急速に発展しています。マレーシアは高度な医療を手頃な料金で受けられるとあって、世界的にも注目されているのです。実際に、マレーシアには近隣諸国のインドネシア、香港、シンガポールなどからも患者が集まっている程です。マレーシアの医師はアメリカ、オーストラリアなどで訓練を積んだ世界基準の医療レベルを持ちます。医療従事者は英語も上手に話すことができ、私立病院には日本人医師やスタッフが揃う施設も多く、日本語でも診療が可能です。医療機関は充実しているので、マレーシアに長期滞在者は医療事情において心配する必要はありません。

留学情報館より

このように、マレーシアは医療が充実しており、費用も先進国に比べ比較的お手頃です。そして都心では通訳が常駐している病院も多いため、不便なく受診する事が可能です。お子様がいらっしゃるご家庭やご年配の方、英語力に自信のない方に対しても、医療面は安心かと思います。

病院や個人の症状によっても医療費も様々かと思います。あくまでも上記の内容は1例としてご参考にしていただき、何か遭った時に備え海外保険への加入をおすすめします。

多国籍国家なだけあり、レストランもバラエティー豊富で充実しており、食に飽きる事は少ないです。日本食は勿論、日本食材にも不自由なく出会えますし、マレーシアにいながら中華料理、韓国料理、イタリアン、タイ料理など、街には他国の料理が揃っています。

韓国料理が特に大好きな私。本場のキムチの作り方を韓国の方教えてもらってからは、家で毎週作るようになったのですが、韓国にしかないような調味料も近所で気軽に手に入るのも、とても有り難いです。

住む場所によっても異なってきますが、私が過ごした事のあるペナン島とクアラルンプールでは多国籍な食を楽しみつつ、日本食や調味料においても不自由なく調達出来ました。またマレーシアには日本発祥のスーパーマーケットチェーン「AEON」のモールやスーパーがどこにでもあります。日本人に馴染みのある「AEON」のマークを見ると、自然と親しみと安心感を感じてしまいます。

また今後は日本の「スシロー」がマレーシア出店を計画しています。スシローファンの我が家は、今から楽しみです。

但し、を生で食べる場合は注意です。

レストランで添えてあった生卵を子供がうっかり食べてしまい翌日サルモネア菌による食中毒になってしまったのです。ひどい症状でしたが幸い1週間で回復しました。皆さんも、食中毒はとても危険なので注意してください。

まい

マレーシアではコンドミニアムにプールやジムがついてることは当たり前です

中にはテニスコート、バスケットコート、サウナ、バーベキュースペース、プレイグラウンド、卓球場などかなり充実してしてるコンドミニアムも珍しくありません。モール直結や隣接してるコンドミニアムを選ぶと車いらずで全ての生活が1つの拠点で済んでしまいます。

クアラルンプールでは家具付き2LDK 約9万〜 3LDK〜約12万〜など、日本の家賃相場内か同程度でかなり充実した住環境で暮らす事が出来ます。

ちなみにマレーシアの田舎暮らしの時のコンドミニアムは、テニスコート、バスケコート、プール、ジム、レストラン、コンビニなど設備が勢揃いで、3LDK100平米が家具付きなんと、、6万円でした!

マレーシアでは家具付き物件がほとんどなので、引っ越した日から暮らしをスタートさせる事が出来るのも魅力です。また24時間体制で、セキュリティの方がエントランスで訪問者の確認をし、コンドミニアム内の巡回もしてくれているので、安心です。

日本で同じ暮らしを叶えるとしたら、家賃いくらになるのでしょうか。

ちなみに水代は、毎月大体300円〜です。笑

医食住“全てのにおいてコスパが最強なマレーシア。

ご近所のシンガポールに行った時は、何するにも何食べるにもあまりの高さに、家族皆の満足度を満たすには、いくら払えば良いのだろうと、庶民は気が遠くなるほどでした。。

マレーシアに出会ってから、これだけの満足度の高い国は他にどこにあるのだろうと思う程、魅了されている私です。

とはいえ、マレーシアであればどこでも良いわけではなく、自分にあった場所選びはとても大切です。

最後に〜多様性の国マレーシアにいて思うこと〜

娘の前の学校のクラスメイトに、今も紛争の耐えないガサ地区出身のお友達がいました。その子のおばあちゃんや親戚はまだガサ地区にいるようで、連絡が取れた日や、ニュースがあった翌日は、クラスでその子から話を聞く機会がありました。

子供を通して聞く生の声は、ニュースの画面越しの伝わり方とは全く違いました。子供達はいつも自分ごとのように、学校での会話や話題を沢山持って来ては質問してくれるので、私自身知らない事も多く、一緒に調べ、’知ることをする’という作業が多くなりました。

マレーシアに暮らしてからは、様々な国の話に身近に触れ合うので、世界の現実や課題に目を向ける機会があり、自分たちの置かれてる環境にも目を向けるようになりました。

それぞれの違いを受け入れ、理解と尊重をしあう多様性の当たり前が、世界にも広がり平和に繋がれば良いなと感じます。

以上、マレーシアの魅力と家族移住の理由についてお話しさせていただきました。

まだまだ家族移住をスタートさせたばかりの我が家。これからの新たな発見、また改めて発信させてください。

GIS コンテンツ担当 清

弊社では、代表自ら世界中を飛び回り、日本、フィリピン、エジプト、ウズベキスタン、そして今回記事にさせていただいたマレーシア等の国内や海外の不動産の多数お取り扱いしております。不動産以外にも「現地のことを知りたい」など、もしご質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。相談は何度でも無料です。世界を知るきっかけにしていただけたら幸いです

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