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どこの国にもある光と闇

こんにちは G.I.Sコンテンツ担当の風間と申します。みなさん、突然ですが今カナダのバンクーバーは最高の季節だという事をご存知でしょうか。日本はこれから梅雨に突入しますが、この時期のバンクーバーは湿度がなく、カラッとした天気が続き、また20時にも関わらず日本の14時位の高さに太陽があり、夜遅くまでパティオで食事やお酒を楽しむ事が出来るのです。もし渡航をお考えでしたら、是非この季節に行く事をおすすめ致します!

カナダ西海岸に位置する都市バンクーバーは、ワーキングホリデーの滞在先や、留学先としてとても日本人から人気を博している都市です。人種的多様性や治安の良さが日本人を惹きつける大きな魅力なのかもしれませんね。
また、バンクーバーの中心街であるダウンタウンからはすぐにビーチへ行ける他、※1スタンレーパークという大きな公園、またハイキングや冬はウィンタースポーツを楽しめる山も気軽に行ける距離に多くあります。
街にはたくさんのオフィスや、ショップ、レストラン、バーなどが立ち並び都会的な印象を受けますが、徒歩圏内で大きなビーチや公園などもあり、都会の中でも自然を味わうこともできるという点も人気のある理由の一つなのではないでしょうか。

※1 400ヘクタール以上の広大な敷地内には、カフェ、レストラン、ビーチ、テニスコート、水族館などがあります。公園周囲にはレンタサイクル店も多くあり、自転車で公園内を周ることもできる為、観光地としてはもちろんの事、市民の憩いの場ともなっています。

バンクーバーで行ってはいけない場所・・・

そんな治安のよいバンクーバーにも、安易に踏み入ってはいけないエリアがあります。それがイーストヘイスティングスストリート(East Hastings Street)という通りです。私がバンクーバーに到着し、最初に学校で受けたオリエンテーションでは絶対に行ってはいけない場所だと習いました。興味本位でも絶対に行ってはいけない!と強く念を押されました。しかしこのイーストヘイスティングスストリートのすぐそばには警察署がある為、もしも何かを盗まれたり、事故や事件に巻き込まれてしまった場合は必ずここへ行かなくてはならないから、それも含めて気をつける様にと言われました。 私はそんな話をされたら気になって仕方なくなり、一体このストリートとはどの様なものなのかとよく聞いてみると、BC州全体の通報の7%がこの狭小なエリアに集中しているという異常なエリアで、そこにはホームレスと薬物中毒者、売人などが集まっている・集められている治安の極度に悪いエリアだと説明を受けました。
集められているというのは、前述した通り近くに警察署がある為あえてそこに集め、すぐに対処出来る様にしているという事もあるそうです。このエリアでは不安定な配合のドラッグが安値で流通していて、路上生活者が頻繁にオーバードース(過剰摂取)を起こし救助が頻繁に呼ばれます。夜のストリートには、犯罪を取り締まるパトカーと薬物乱用者の救護に向かう救急車のサイレンが入り乱れているそうです。

私がバンクーバーへ来る2ヶ月前にはこのエリアで銃による殺人事件があった(カナダは銃社会ではなく銃規制は日本とほぼ同じくらい厳しい)という話も聞き、好奇心旺盛な私でもさすがにまだ死にたくはなかったので、ここへは絶対に立ち入らない事を心に決めました。がしかしこのエリアの恐ろしい所は、このストリートはバンクーバーのダウンタウンから数百メートル手前に位置し、目と鼻の先にあるのです。ある日私は友達とダウンタウン探検しようとチャイナタウン付近を歩いてるうちに一本道を間違えてしまったか、行き過ぎてしまった様で(恐怖であまり当時の事は思い出せません、、、笑)このイーストヘイスティングスストリートの入り口まで来てしまったのです。なぜすぐに間違えた事に気が付いたかというと、道路に無数の使用済みの注射器が落ちていたのを見つけたからです。そして、恐る恐る顔をあげてみると、まさにそこはリアルバイオハザードの世界で、ゾンビの様な人たちがたくさんいました。

フラフラ目的もなく歩いている人や、地べたに寝転がっている人、下を向いたまま座っている人など様子のおかしい人が大勢いて、私も友達も瞬時にここが危険だと判断しました。でもここで私達が全速力で走るのはとても目立つ行為で逆にそれで追いかけられてしまうのも怖かったので、平然を装いつつも競歩の選手並の早歩きで、そそくさと無事退散する事が出来ました。このエリアはあまりに雰囲気が他とは違うので、異界が隣接しているかのような感覚を抱かせる位、人生で1番怖かったと言っても過言ではない体験でした。でもどこかで、絶対に安全を約束されているならばせっかくだから帰国前にもう一度ここをしっかり見てみたいなぁ~なんて思っていたのも事実です。

このエリアをゆっくり見る方法・・・

そんな経験もすっかり忘れた頃、ある日ダウンタウンからバスに乗り友達の家へ行く事になりました。
初めて乗る路線のバスだったのですが、乗っているうちにこのバスはあのストリートを通るという事に気付き、何だか私はすごくワクワクしてきたのを覚えています。なぜならばバスの中までヘイスティングストリートの浮浪者や薬物中毒者が入ってくることはまずないため、もしもヘイスティグを通りたい場合はバスに乗れば大丈夫という情報を思い出したからです。浮浪者はバスに乗る意味がないので乗りません。乗るお金があれば別のことに使います。薬物中毒者や精神異常者が間違えて乗りそうになる可能性はありますが、バス代を出すくらいなら薬や食べ物を買うので、お金を払ってまで乗り込んでくるなんて事は実際はまずないのです。
たまにこのエリアからバスに乗ってくる人は低所得者だから危険だという人もいる様ですが、実際はそんなことはなく、バスに乗ってこれる人は住みたくて住んでるわけではない普通の人が多いという話も聞いていました。という事はバスに乗っている=無敵!!と私の中では解釈し、何故今までこの方法に気が付けなかったのかと自分に少しガッカリしました。笑
「よし、これはこのエリアをゆっくり見られる最高の機会だから今日こそはじっくり見てやる!」と私は子供の様に窓に張り付いて外を真剣に眺めました。するとそこには異様な光景が広がっていました。通りを埋め尽くす路上生活者、薬物でおかしくなってしまっている通行人、そして数少ない商店にはほとんど全てが鉄格子が備え付けてありました。例えるなるば、このエリアだけ私には白黒の世界の様に感じました。そしてバスに乗っているから安全だと分かっていながらも、やはりこの光景は恐ろしくもうさすがにここは来なくていいなと思いました。

初めて間違えてこの通りの入り口に来た時は、多くの事前情報で頭でっかちになっていたし、もしかしたら意図せず行ってしまったという焦りや戸惑いからリアルバイオハザードと勝手に思い込んだだけで、実際はそこまででもないのかもしれないなんて思ったりもしたのですが、やはりバスからゆっくりしっかり見てもバイオハザードでした。笑
日本においても治安の悪い地域はありますが、この様にゾンビの様な人々がたくさんいる様な状況はなかなかないのではないでしょうか。バンクーバーにはナイトバスという夜中でも走っているバスがあります。私はそのバスに週3回は乗って真夜中に帰宅していましたが、(仕事が深夜に終了していた為)当時は女性1人で乗っていても何も問題なく、夜道も全く怖い思いをする事なく帰宅出来ていました。なので私はバンクーバーは日本と同じ位治安が良いなんて勝手に思っていたのですが、このバンクーバーの裏の面を知り、やはりここは日本ではなく海外なのだと実感し、絶対に油断してはいけないと肝に銘じました。

フィリピンにおける麻薬事情

フィリピン麻薬戦争 (フィリピンまやくせんそう、英語:Philippine drug war) は、 東南アジアに位置する立憲共和制国家フィリピン共和国で2016年6月30日から2022年6月30日まで在任したロドリゴ・ドゥテルテ大統領政権によって行われた麻薬対策または対麻薬キャンペーン。2016年から2021年の間に政府とその支援者によって実施された「麻薬撲滅作戦」で推定7,742人の民間人が殺害された。2022年に大統領に就任したボンボン・マルコスは 薬物犯罪の関係者の殺害をいとわないフィリピン麻薬戦争の停止と人権の配慮を表明したが、麻薬戦争自体は継続を表明している。
ロドリゴ・ドゥテルテ第16代フィリピン共和国大統領は大統領就任に先立ち、フィリピンが麻薬国家になる危険にさらされていると警告し、違法薬物との戦いは容赦ないと表明した。その上でドゥテルテ大統領はフィリピン国内の麻薬中毒者を殺害するように国民に促した。2022年にドゥテルテ大統領は、2022年のフィリピン大統領選挙で勝利した次期大統領のボンボン・マルコスに対し、若者を守るために「独自の方法で」麻薬撲滅戦争を継続するよう促した。マルコス大統領は麻薬撲滅作戦を継続し、予防とリハビリテーションに重点を置く意向を表明した。

Wikipediaより引用

上記の様に前大統領により厳しく取り締まった結果、今でもまだ麻薬がある所にはありますが以前とは比べ物にならない状態にまで麻薬は減りました。この事から、フィリピンの治安はかなり改善され今急成長しています。これは弊社代表がフィリピンを幾度となく視察しこの国には投資する価値があると見込んだ理由の一つです。この他にも、フィリピンの平均年齢は24歳であり人口ピラミッドが理想的な事や、公用語が英語であるという事、またGDP成長率がコロナ年を除いて成長率6%超えという点など、何故弊社がフィリピンの不動産投資をおすすめしているかを詳しくホームページにも載せさせて頂いておりますが、これも弊社代表が自ら足を運んで、フィリピンの光と闇の部分をくまなく視察した事により得られた多くの情報のひとつです。

フィリピンの有名観光地はもちろん、ディープスポットや前述しましたカナダのイーストヘイスティングスストリートを思わせる様なスラム街等、フィリピンの物件案内以外にも無料でアテンドさせて頂いております。もしご興味をお持ちでしたら、お気軽にお問合せ頂ければ幸いです。

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