
先日、視察でトルコへ弊社代表が渡航した際に、※1北マケドニア共和国へも視察に行っておりました。
えっ北マケドニア??それはどこのどの様な国でしょうか??、、、とお恥ずかしながら無知な私には全くピンとこず、知ってる事がなさすぎて、逆に興味が湧いてきてしまいました。笑
そもそも一体今回なぜ弊社が視察したかといいうと、マケドニアは現代社会の経済の観点からですと、何か特別なこのがあるわけでもなく、とりわけ魅力的な国というわけではありませんが、アレクサンダー大王時代はインドまで征服したという過去がある国です。
その様な歴史的背景がある国の現在はどのような状態なのか、また※2オフリドという世界遺産はヨーロッパで最も古い居住地の一つである事から、そんな歴史を見てくる事により他国との比較材料として何か得られるのではないかという事で弊社代表が視察へ行って参りました。
※1北マケドニア共和国(きたマケドニアきょうわこく、マケドニア語: Република Северна Македонија、アルバニア語: Republika e Maqedonisë së Veriut)、通称北マケドニア(マケドニア語: Северна Македонија、アルバニア語: Maqedonia e Veriut)は、東南ヨーロッパのバルカン半島南部に1991年に建国された共和国。前身はユーゴスラビア連邦の構成国であった。南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアおよびコソボと、四方を他国に囲まれた内陸国である。
北マケドニア共和国は、地理的にはマケドニアと呼ばれてきた地域の内の北西部にあり、現在ではマケドニア地域全体の約4割を占めている。残りの約5割はギリシャに、約1割はブルガリアに属している。また、歴史上、北マケドニア共和国の多数民族はマケドニア人と自称・他称されるが、彼らはスラヴ語の話し手で南スラヴ人の一派であり、ギリシャ系の言語を話していたと考えられる古代マケドニア王国の人々と直接の連続性はない。これらの理由から、1991年の独立当初の国名(マケドニア共和国)をめぐり、ギリシャとの間で後述するような国名論争(マケドニア呼称問題)が生じた。※2 オフリド(Ohrid、マケドニア語:Охрид)は、北マケドニア共和国西部にある都市。バルカン半島の大湖オフリド湖のほとりにある。かつては市内に365もの教会があり、マケドニアのエルサレムと呼ばれた時代があった。10世紀末から11世紀にかけて、ブルガリア帝国の首都であった。このため大主教座が置かれ、現在でもマケドニア正教会の大主教座が置かれている。1979年から1980年にかけて、オフリドとオフリド湖はともに「オフリド地域の自然・文化遺産」の名でUNESCOの世界遺産リストに登録された。
wikipediaより引用




北マケドニアへの日本からの直行便はないので、ヨーロッパの主要空港を経由して北マケドニアへ入国します。なので所要時間は、ヨーロッパの経由地までが12時間程度なのでトータルで15~17時間といったところでしょうか。
調べたところ、北マケドニアは大変親日的な国とのこと。 その大きな理由の一つが建築家丹下健三氏の貢献で、1963年、スコピエで大地震があり、都市再建計画に丹下健三氏が中心的な役割を果たしたことが未だに市民の記憶に強く残っている故に親日的との事ですが、、、これは本当なのでしょうか?
実際に渡航し感じた事は、特別この国が親日というわけではなかったそうですが、
もともと日本人はマナーが良いという事もありどの国でも歓迎される事が多く、北マケドニアも諸外国と同様に、嫌な思いをすることなく観光が楽しめるそうです。


また、調べてみると北マケドニアの首都であるスコピエはマザーテレサの出身地ではないですか!スコピエにはマザーテレサ記念館があるそうそうです。※3マケドニア広場(マケドニアスクエア)の近くに位置するマザーテレサ記念館は、可愛らしいデザインの3階立ての建物で、2階が記念館になっていて、「愛の神の宣教者会」の創設者マザー・テレサについて知ることができるそうです。
マザー・テレサは、「あなたは、あなたであればいい」「いかにいい仕事をしたかよりも、どれだけこころを込めたかです」「平和は微笑みから始まります」などの多くの名言・格言を残した人としても知られていますね。マザー・テレサの名前は聞いたことがあるけれど、どういう人なのかよく知らないという方は、ぜひ一度足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。
ちなみに1階はお土産屋、3階は教会だそうです。


※3マケドニア広場とは北マケドニア観光の有名スポットです。広場中央付近にある噴水には北マケドニアのシンボル「アレキサンダー大王」の彫像があります。広い道や数々のモニュメント、建物などのスケールの大きさはまさに北マケドニアの中心部といった印象を受けたそうです。
またマケドニア広場周辺にはカフェやレストランがたくさんあるようで、ゆったりとした時間の中で美味しいお料理を味わうことができるとのこと。また、ショッピングセンター、ホテルも数多くあるので、北マケドニア観光での滞在拠点として利用するのも良さそうですね!
ただ、こちらもやはり国自体の人口が少ない為あまり人もおらず、活気に満ち溢れているという表現をするには程遠く、少し寂しい感じもしたそうです。やはり社会主義だった影響もあり、今勢いがある国というわけではなく観光地としては少し弱い様ですね。
2025 年の北マケドニアの人口分布
総人口数 | 1,813,792 | 100% |
---|---|---|
若年人口 | 299,815 | 16.53% |
労働年齢人口数 | 1,177,993 | 64.95% |
高齢人口 | 335,984 | 18.52% |
北マケドニアの 2025 年における人口成長率は -0.51% で、性比は 0.95(労働年齢人口は 0.98)、扶養比率は 54%です。労働年齢人口は、2048 年には総人口の 60% 未満になります。高齢者人口は、2046 年に少年人口の二倍以上になります。総人口は 2005 年で最高点の 2,089,809 に達しました。
2050年 には、北マケドニアの人口成長率は-0.86%で、性比は 0.97(労働年齢人口は 1.03)、扶養比率は 68.6%です。2050 年では、高齢者人口が北マケドニア総人口の 27.60% を占めており、人口の高齢化の問題は深刻です。


そして、私が旅で1番大事にしているお料理!これに関しては、北マケドニアは太陽が国旗に描かれるくらい、晴天日が多いことでも知られています。年間約280日も晴天日とは驚きなのですが、そのおかげで新鮮なオーガニックの生野菜と赤ワインのクオリティは非常に高いようで、大変美味しかったとのこと。これは期待しちゃいますね!笑
そして物価は、日本と比べるととても安く日本の半分かそれ以下で、日本や欧米に比べるとかなりお得感が感じられるとの事前情報でしたが、実際はあくまでもヨーロッパの中では物価が安いという事にすぎず、日本と比べてしまうと全く安くはないそうです。
物価が上がったといえど他国と比べる日本がかなり安い国であり、日本円の価値が下がっているという事ですね、、、うーん、やはり日本だけに資産を置いておくというのはちょっと危険かもしれないですね。改めて色々考えていかなくてはいけないですね。
余談ですが、私は赤ワインが大好きなので、美味しくて安いマケドニア産の赤ワインをお土産に頼み忘れてしまった事を少し後悔していたのですが、これならば日本で購入した方が良さそうですね。笑


弊社が投資先を選択する際の基本のキの字として必ずみなさまにお伝えさせていただいている人口推移が重要!!という事を、現地視察を通して改めて実感したそうです。
現在北マケドニアは人口が185万人しかいない事から、昔は偉大でとても力のあった国といえど、今は衰退傾向にあるようです。中国やインドとは真逆の状態ですね。
なかなか馴染みのない北マケドニアではありますが、こちらをご覧いただいたことでヨーロッパにこんな国があり、投資をする上で人口推移は重要なのだという事を少しでも知っていただき、今後の投資先の1つの比較対象として参考にしていただければ幸いです。
あらゆる国へ行き、実際に自分の目で見て、感じ、そして比較することが海外投資をする上で欠かせない事と分かりつつも、私を含めなかなかそう簡単に海外へ行くという事は難しいですよね。
弊社代表は今年15カ国渡航予定であり、毎月各国の視察をしております。
投資するには良い国だと聞いていたけれど、実際はそうでもなかった等々日本での情報では限度があり、不透明な部分が多いのではないでしょうか。
資金運用・不動産投資だけでなく、そんな実際に現地へ行ってみないと分からない海外情報もお伝え出来ればと思っております。
一度お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
G.I.Sコンテンツ担当 風間